Celeron Dual‐Core E3200
超コストパフォーマンスが高く、しかも安価なCeleron Dual‐Core E3200についてのご紹介です。なぜこのCPUがいいのか?それについて説明します。
第1の理由「価格」
第1の理由。それは、そのあまりにも安すぎる「価格」。下の画像を見てください。
そうです。何と4500円で売られているのです!手軽に買えるこの値段。それが人気の理由です。画像からもわかるように売れ筋ランキングの上位、そして非常に高い満足度です。価格だけではありません。その人気の理由。
第2の理由「性能」
4500円だからといって侮ってはいけません。4500円でも十分に動画視聴や画像編集などに耐えうる性能です。もちろんフルHDはやや厳しいですがHDなら問題なく視聴することができますし、GIMPなどの画像編集ソフトもサクサクうごきます。下に基本スペックを載せます。
動作クロック数 | 2.4GHZ(2400MHZ) |
コア数 | 2コア |
2次キャッシュ | 1MB |
FSB | 800MHZ |
ソケット | LGA775 |
表を見てもわかる通り必要十分なスペックです。2.4GHZはノート用で一般的なCore2Duo P8600と同じクロック数ですし、デュアルコアです。キャッシュも従来のCeleron Dual‐Coreの512KBではなく倍の1MBです。そして何より対応ソケットがとても安価なマザーボードのLGA775です。全体の価格ではAtom搭載のネットブックやネットトップとあまり変わらない価格です。それでいて性能は段違いです。ただ単に安いPCがほしいなら、ネットブックよりもこのような廉価版デュアルコアを搭載したデスクトップPCがオススメです。
第3の理由「遊び」
上級者にとってCPUのオーバークロックは一種の遊び。そのオーバークロックもこのCPUで存分に楽しむことができます。冷却性能の高いファンがついたPCなら、定格の2.4GHZではなく2.8GHZで動作できます。またクーラーを載せかえれば4.4GHZで動作したとの情報も。これだけの低価格CPUでOCが思う存分に楽しめるのですからこれはおとくといえばお得ですね。
第4の理由「VT対応」
Windows7の話題でもある新機能の1つ「XPモード」。これは仮想PCでXPをそのままうごかしてその中でソフトを動かすというものだが、それにはVTという仮想化技術に対応している必要がある。Celeron Dual‐Core E3200はそのVT技術に対応したもっとも安価なCPUです。それが人気の秘密というわけです。
以上のことからコストパフォーマンスが非常に高いCPUだということがうかがえます。